薬剤師の私には仲の良い叔母さんがいます。
小さい頃よく叔母さんは私たち姉妹に童話を話してくれていました。
私はとても可愛くてお茶目なお話ばかりだったと記憶しています。
例えばこんなお話だったかな。
『ある森にとても嘘つきなウサギが住んでいました。
狼が森にやってきたぞ!隕石が落ちてくるぞ!
こんな事を言っては森の動物たちを困らせていたのです。
そんなある日、森にやってきた魔法使いの鳥に動物たちは嘘つきウサギはどうにかしてくれと頼んだのです。
快く引き受けた魔法使いの鳥は、ある魔法をウサギにかけました。
それは嘘をつく度に耳が短くなっていくという魔法。
ウサギは耳がなくなっては大変と嘘をつかなくなりました。
ところが忘れっぽいウサギは魔法のことなんて忘れて嘘をついてしまったのです!
また一つまた一つ嘘をついたウサギ…
とうとうすっかり耳がなくなってしまいました。
自分の姿を見たウサギは泣きました。
ウエーンウエーンと泣きました。
すると魔法使いの鳥は言ったの。
良いことをすると耳が伸びるわよ。と…』
ウサギがどうなったのか?
それは叔母さんと私たち姉妹しか知りません。
私は叔母さんの童話が今でも大好きです!
いつかまた作ってくれないかなぁ…と、思っている私なのでした。
そういえば、この前、仕事終わりに帰ろうとしてたら、叔母さんが丁度診察を終えて出てくるところだった。
ひざを痛めたみたいだ。
バスで来たみたいなので、送って帰ることに。
その時にこの童話の話をした。
懐かしいねなんていいながら。
叔母さんは仕事をバリバリやってる人だから
転職の相談をついてにした。
叔母さんは「若いうちにいろいろ経験するといいわよ」とアドバイスをくれた。
これで転職する決意をした。
病院薬剤師になろうと・・・
私が応募する
病院薬剤師はなんと土日休み・・・。
珍しい求人だよね・・・。